浮気を疑う気持ちを解消したい奥さんへ。5つの深層心理と解消法
こんにちは。今回は、心理カウンセラーでもある私が旦那の浮気を疑う気持ちを解消したいあなた(奥さん)に向けて、「なぜそう考えてしまうのか?」の深層心理と、その解消法をお伝えしようと思います。
浮気を必要以上に疑ってしまう気持ちの裏側には、実は以下のような心理が隠れています。
- 自分に自信がない
- 自分が傷つきたくない
- 男は浮気するものだと決めつけている
- 旦那をコントロールしたい
- 常に不安を抱えている
浮気がほぼ確定しているのであれば別。しかしそうでないなら「浮気を必要以上に疑ってしまう原因」は、あなたの心の中にあるのです。
それではここから、これら5つの深層心理について詳しく解説していきますね。
疑う気持ちの5つのパターンと解消法
自分に自信がない
旦那の浮気を疑う気持ちが解消できない原因のひとつは、「自分に自信を持てない」ということです。
あなた自身が自分に自信がないというのは、「自分の容姿や性格、人間性」などのいずれかに自信がないということ。
それは、以下のような思考を生み出します。
・旦那は自分よりもキレイな女性と付き合いたいのではないか?
・旦那は自分よりも性格が会う女性と一緒にいたいのではないか?
・自分は人間的に劣っていて、旦那には魅力的に映らないのではないか?
自分のことが信じられないので、それがそのまま旦那を信じられない気持ちになってしまうのです。
あなたは、必要以上に「自分は劣っている」みたいに考えてはいませんか?
あなたがもし自分の多くの面に自信が持てないとしたら、自分の短所ばかり見ずに、長所や個性を認めることを心がけてみましょう。
自分のことがだんだん認められるようになると、自分に〇(マル)を出せるようになります。
そうすると、少しずつでも自信を持てるようになりますよ。旦那の浮気を過度に心配しなくなってくるでしょう。
自分に完ぺきを求めないでくださいね。
自分が傷つきたくない
旦那の浮気を疑う気持ちが解消できないのは、自分が傷つきたくないという心の裏返しです。
要は、本当に浮気をしていた場合、「浮気をされた自分」を見たくないのです。
浮気をされて落ちこんだり、泣いたり怒り散らしたりする自分を想像すると、それが無様に思えてしまうのですね。
しかし人間は感情がある生き物です。つらい感情を出すことは自然なことであり、決して恥ずかしいことではありません。
楽しいことではありませんが、心を解放・リセットするにはとても大事なことです。
赤ちゃんや子供が泣くことで感情を解き放ち、また素の自分に戻れるのと同じです。大人だって泣きたいときは、あまりガマンしてはいけません。
あなたが泣いたり落ち込んだりすることが良くないと考えているとしたら、それを耐えることの方がよっぽど不健康です。
傷つくことを恐れないでください。泣くことを自分に許しましょう。
自分を少しずつでも許せるようになると、自分を追い詰めなくなり、落ち着いた目で旦那のことを見られるようになります。
男は浮気するものだと決めつけている
旦那の浮気を疑う気持ちを解消できないのは、「男は浮気をするものだ」とあなたが思い込んでいるからかもしれません。
旦那のことをどんなに信じようと思っても、根本的に「男は必ず浮気する」「自分は必ず浮気される」と思い込んでいるということです。
ですが浮気する男性もいれば、浮気しない男性もいます。
しかし、もしあなたが「男は浮気をするもの」だと思い込んでいるとしたら、あなた自身をつらくします。旦那に疑心暗鬼になってしまう不安からはずっと抜け出せませんよ。
常に旦那を疑う前提で一緒にいるわけですからね。
もし旦那が、そんなあなたをうるさく感じたりうっとうしく思うようになったりすれば、本当に浮気で気を晴らそうとしてしまうかもしれません。
あなたの過度の思い込みが原因で、「浮気の現実」を生み出してしまう場合もあるのです。
「男は浮気をするもの」という思い込みをなくすには、あなたの友人たちに「どんな男も浮気すると思う?」と聞いてみると良いでしょう(あくまで一般的な世間話として)。
できれば男性の知り合いに聞けるとリアルな答えが返ってくるかもしれません。
いろいろな人の生の声を聞くと「いかに自分が狭い視野で男というものを見ていたか」に気づけるでしょう。
よりたくさんの人の意見が聞けると、あなたの思い込みはどんどん小さくなっていきます。
すると旦那の浮気を疑う気持ちが解消され、かえって旦那への愛情が増してくることもあり得ますよ。
旦那をコントロールしたい
旦那の浮気を疑う気持ちを解消できない原因には、あなたに「旦那をコントロールしたい」という気持ちが強く働いていることが考えられます。
あなたは旦那を「自分のもの」のように思っているところがあるのかもしれませんね。そうなると自分の思い通りにならなかったときに「浮気?」というマイナスの想像をしてしまいがちになります。
旦那を信用できず、ありもしない不安をいつも自分で呼び寄せているのです。
人はみな好みや性格、価値観が違います。それを理解して、旦那を自分の思い通りにコントロールしようと縛り付けることはやめましょう。
旦那が、首に鎖を付けられたように窮屈に感じるようになると、そのうちあなたから逃げ出したくなりますよ。
「解放されたい」「自由が欲しい」と思う旦那になり、かえって浮気へ走りたくなるでしょう。
この場合、旦那をコントロールすることよりも、あなた自身が自分のやりたいことに集中することをおすすめします。
旦那のことが気になり過ぎてしまうのは、自分が心から毎日を楽しんでいないから。
自分の楽しみを増やすほど、旦那のことで余計な心配をすることはなくなっていくでしょう。
常に不安を抱えている
旦那の浮気を疑う気持ちを解消できないのは、あなたがさまざまなことに常に大きな不安を抱えていることが原因かもしれません。
あなたは旦那のことに限らず、何でもマイナスを予想するクセがついていませんか?
・この先の収入や生活は大丈夫だろうか?
・自分は人に悪く見られてはいないだろうか?
・自分が困ったときは誰も助けてくれないのではないか?
・夫と離婚するようなことになったら、自分は自力で生きていけないのではないか?
あなたが「石橋を叩いて渡る」以上に何にでも不安を抱くようでしたら、そのうち心の病になってしまうかもしれません。
そして「不安がないと不安」になり、自ら不安をつくりだそうとする人になる可能性も。
もう旦那の浮気どころではなく、人生に希望がなくなり、どんどん幸せを感じられなくなるでしょう。
もし常に不安に駆られている自分に気づくようでしたら、1人で抱え込まずに誰かに相談することです。
信頼できる友人でも良いでしょうが、できれば心の専門家であるカウンセラーをおすすめします。
今は一般の主婦でもプロのカウンセリングを受けることはまったく珍しくありません。
客観的で的確なアドバイスももらえますから、不安が長引くならプロの力を借りることが賢明です。
まとめ:浮気を疑う気持ちは自分の心の裏返し
旦那のことを根拠なく疑ってしまうとしたら、先にも述べましたが「自分を信じることができない」のかもしれません。
自分を信じられない気持ちが、一番身近な旦那に反映し、さらにいろいろな人も信じられなくなってきます。
もちろん、本当に浮気が怪しいのなら、旦那を問い詰めるか浮気調査を依頼する方法もありです。
しかし、過度に取り越し苦労ばかりしていると、本当に旦那を浮気へと導いてしまいますよ。
もし、わけもなく浮気の心配ばかりを想像してしまうときは、また記事を読み返してみてください。
あなたのものの考え方が変わってくると、旦那の浮気を疑う気持ちも解消されてきて、なおかつあなた自身の心が一番軽くなるでしょう。