夫の浮気、その予防策は逆効果かも!? 束縛よりも解放がオススメ

夫に浮気をされたらと思うと、妻としては悲しさや悔しさでいてもたってもいられない気持ちになるでしょう。

誰だって、パートナーに浮気されたくはないですよね。ですから、夫の浮気をあらかじめ予防しようと、様々な策を講じている方もいると思います。

しかし、あなたのとっている行動や言動は本当に正しい浮気予防策と言えるのでしょうか?

夫の浮気予防のために良かれと信じて行っていたことが、本当は逆効果で、浮気を助長してしまうことになっていたとしたら最悪の事態です。そんなことにならないよう、間違った浮気対策についてご紹介しましょう。

言ってはいけない、浮気防止にNGなひと言

夫に浮気をしてほしくない一心から、日頃からついついこんなひと言を言ってしまっていませんか?

防止のために言っているつもりでも、それがかえって逆効果になることがあるということをしっかり知っておきましょう。

「浮気なんてしてないよね?」

夫を信じている気持ちが強い分、軽い気持ちでストレートに言ってしまうことのある、このひと言。実際に浮気などしていなくても、言われた夫にとってみれば「浮気を疑われているのか?」と不快な気持ちになってしまいます。

「浮気するなら絶対バレないようにやってよ」

ウチの夫は絶対に浮気なんてしない、できないと信じ切っている妻に多い言葉で、寛大な妻を演じておけば逆に浮気はしづらくなるだろうと言う気持ちから発言することがほとんどです。

しかし、単純な男性は「そうなんだ、バレないようにすれば浮気してもOKなんだ」と言葉を真に受けることもあるので危険度は大。

さらに、「浮気してもなんとも思わないのか。俺はそんなに愛されていないのか」とふてくされてしまうこともあるので夫婦仲に亀裂が入りかねません。

浮気の原因を招く。夫に言ってはいけない言葉とは?」もあわせてご覧くださいね。

やってはいけない、浮気予防のためのこんな束縛

夫が浮気をしないようにと、夫婦間で様々なルールを決めているという人も多いと思いますが、ルールという名の束縛になっていることが意外とあります。

いくら好きな相手でも、がんじがらめに見張られて束縛された感が高まると、しだいに嫌気がさしてくるもの。そんな、束縛の例をご紹介しましょう。

飲み会に行く時にも門限がある

職場や友達同士の飲み会では12時までには必ず帰宅すること、というように門限を設定し、夫の行動を制限している場合があります。

しかし、男性には自分ではどうにもできない仕事の付き合い等もありますし、大の大人が帰宅時間を気にしなければなならない毎日では周囲に対しての恥ずかしさもあり、非常にストレスになるでしょう。

それに門限があれば下手に浮気もできないだろうと考えるのは大きな間違い。その気になれば数分、数時間の浮気だって成立可能です。

お小遣い制にして余分なお金を与えない

家計の節約や管理上、夫もお小遣い制にして決まった金額でやりくりしてもらうのはとても良いことだと思いますが、趣味で欲しがっているもの、付き合いなどの突発的な出費に対しても厳しく制限するのはNG。

働いて稼いでいるのは俺なのに、好きなようにお金を使えないのは納得できない、と不機嫌になってしまいます。金銭的に不自由な生活を強いられていると、いつかある日突然プチンと切れて浮気や離婚などに発展してしまうかもしれないので要注意です。

スマホをチェックしている

現代人にとって今やスマホはなくてはならない情報ツール。交友関係から日々のスケジュールや行動まであらゆることがチェックできる、プライバシーの温床です。

夫の情報がつまったスマホを定期的にチェックすることで、浮気をしていないかの確認もできると思ってしまうのでしょうが、スマホを盗み見するという行為が夫に知られた場合、逆に、夫が妻に対して不信感を抱いてしまいます。

人として最低、と軽蔑されるかもしれません。たとえ、夫が本当に浮気をしていたとしても、スマホに浮気の痕跡を残さないようにすることは簡単です。スマホをチェックすることは浮気防止になるどころか夫婦の間に溝をつくる要因になりかねません。

束縛するよりむしろ解放がベスト

妻が夫をずっと見張っていて束縛していれば、夫も他の女性を見たり浮気したりする時間や余裕はないだろうと思うのは大きな間違い。

人は、束縛されるとその状況から逃げ出したくなるものです。束縛され嫌気がさした現状から一刻も早く抜け出したいと思う気持ちが募りに募って、そこから浮気へと発展することはよくあることなのです。

本来なら夫は浮気をするタイプではなかったとしても、妻が自ら作り出してしまった最悪な状況が夫に浮気心を目覚めさせてしまうのです。まともな男性なら、束縛するよりもむしろ自由に解放してあげた方が逆に浮気をしづらくなるもの。

「自分のことをこんなに信じてくれているんだな」という気持ちが芽生えれば、その信頼に答えたいという気持ちに自然となり、浮気など考えもしなくなるのではないでしょうか。お互いを信頼しあうことが、何よりの浮気予防策と言えそうですね。