興信所の浮気調査、コレがプロの調査方法だ!

興信所や探偵事務所に旦那さんの浮気調査を依頼したとしたら、具体的にどのような方法で調査をするのか、気になりますよね。

浮気調査は、浮気の事実を明確にし、浮気の証拠となるものを入手するのが目的。当然、浮気をしている相手がどこの誰なのかもしっかりつきとめられます。

自分でやろうと思っても、素人には真似のできないプロの仕事ですが、実際にどんな調査をやっているのかを事前に知っておくことも重要です。

興信所によって独自の調査方法はさまざまありますが、一般的に行われている浮気調査の内容をまとめてみました。

プロが行う浮気調査の方法

浮気調査のメインは尾行と張り込み

興信所や探偵事務所が行う浮気調査の方法は、尾行と張り込みが主になります。尾行では対象者に気付かれないように適度な距離を保ちながら、見失わないようにしっかり張り付かなければなりません。

相手がずっと徒歩で移動するとは限りませんし、場合によっては車やバイクなどを使って尾行することもあります。交通量の多い道路や人出の多い場所は尾行の難易度も高くなり、調査員が1人だと対象者を見失ってしまうこともあります。

対象者を見失わないよう、効率よく調査を進めるためには、調査員の数は2人以上で尾行することが必須です。また、デートスポットなどで調査員が1人でいると不自然な場所では、男女の調査員でカップルを装い尾行することもあります。

時には対象者が建物の中に入って何時間も出てこないこともありますが、その間は付近で張り込みを行い、建物から出てくるまでずっと待機します。刑事ドラマでよく見るシーンのように、車の中で息を潜めて張り込みを行うこともよくあります。

浮気の証拠となる写真や動画の撮影

調査員は尾行と張り込みをしながら、対象者と浮気相手が一緒にいる現場に遭遇したら、すかさずその現場を写真や動画で撮影します。

これらの写真や動画は、浮気の事実を証明するための重要な証拠品となりますので、調査には欠かせないものです。ホテルや浮気相手の家などを出入りしている場面であれば、その写真は最も有効な浮気の証拠となります。

ホテルや建物に入った場合、入ったシーンと出てくるシーンも写真でおさえ、何時間後に出てきたかという状況も詳細に記録します。相手に気付かれないように、浮気現場の瞬間を逃さず撮影するためには、適切な撮影機材に加え、高度な撮影テクニックも必要になります。

事務所によっては、瞬間を逃さないために写真ではなく最初からビデオカメラをずっと回しているところもあります。

聞き込みによる情報収集

尾行と張り込み、そして証拠の撮影が浮気調査の主な方法ですが、情報が不足している場合などには、周囲の人物に聞き込みをして調査することもあります。

ストレートに対象者のことをたずねてしまうと怪しまれてしまい、対象者本人に聞き込みしていることが伝わってしまう危険があるため、聞き込み調査であることに気づかれないよう、自然に接触して情報を収集しなければなりません。こちらも調査員のウデ次第です。

潜入して行う内定調査

職場や店など、対象者の情報を得たい場所に潜入して調査する内定調査を行う場合があります。

対象者や浮気相手の職場に実際にアルバイトとして入り、周囲から情報を収集したり、時には本人と仲良くなって行動を把握し調査に役立てることもあります。

また、浮気相手が水商売をしているケースでは、客としてその店に通いづめ、自然に情報を入手します。

調査員は変装も不可欠

1件の浮気調査に携わる調査員の数は通常2人程度。尾行や張り込みを同じ人物が長期間続けていると、対象者に気付かれてしまう確率が高くなります。

そのために、調査員はさまざまな変装アイテムを利用してイメージを変える工夫をします。衣服の色みやスタイルを変えるのはもちろん、帽子やメガネを使用したり、バッグからリュックに変えたりと雰囲気を変えることで、同一人物だと気付かれないようにします。

髪型を変えるだけでも見る人の印象はガラリと変えられるので、かつらやウィッグ、ワックスなどを常備して尾行途中でもスタイルを簡単に変えられるようにしています。

上着と髪型を変えるだけで、瞬時に全くの別人になれるので、怪しまれずに調査が行えます。

高性能の特殊機材をフル活用

尾行や張り込みをして浮気現場の証拠写真をおさえる際、不可欠となるのが探偵用の特殊機材です。

大きな一眼レフカメラを首からぶら下げてカシャカシャと撮影していたら、すぐに気付かれてしまいますよね。

タバコ型やライター型、腕時計型のカメラ、ペン型のカメラなど、特殊なカタチの機材を使用することで、どんな場所にいても相手に気付かれることなく、自然に証拠写真を撮ることができます。

また、不倫や浮気現場は夜間や暗闇での密会が多いので、暗闇でも鮮明な画像が撮影できる暗視カメラも不可欠です。こうした特殊機材にお金をかけている興信所ほど、調査の成功率が高く信頼のできる事務所と言えそうです。

浮気調査はプロに頼むのが正解

興信所に頼むとお金もかかるし、旦那と浮気相手の尾行ぐらいなら自分でも簡単にできそうだと思い込みちがいをして、自分で尾行をしてしまう奥さんもいるようですが、尾行は素人が簡単にできるものではありません。

結局、旦那さんに尾行がバレてしまい、浮気に気付かれたことを悟られてしまうのがオチ。そうなると旦那さんも警戒を始め、浮気の証拠の隠滅を企て始めてしまい、証拠が掴みづらくなってしまうのです。

自分1人でななんとかしようと頑張ってみても、かえって状況は不利になりかねません。

浮気調査は信頼できる興信所、探偵さんにまず相談をして、その道のプロに任せるのが一番効率よく、賢い方法なのです。